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段ボールを使ったトイレ踏み台の作成法

知った
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小さなお子さんのトイレトレーニングや、高齢者の足の安定を助けるために便利な「トイレ踏み台」。市販品もありますが、今回はコストを抑えて手作りできる「段ボール製のトイレ踏み台」の作り方をご紹介します。

この記事では、必要な材料や道具から、設計・制作手順、高さの調整方法、安全性の工夫まで詳しく解説していきます。また、段ボール以外の素材を使った代替アイデアや、トイレトレーニングにおける踏み台の活用法もあわせて紹介します。

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段ボールを使ったトイレ踏み台の作り方

必要な材料と道具

踏み台づくりには以下のものを準備します。

  • 強度の高い段ボール(できれば二重構造)
  • カッター・はさみ
  • 木工用ボンドまたはグルーガン
  • ガムテープ・布テープ
  • メジャー・定規・えんぴつ
  • 滑り止めシート(100均で入手可)

段ボールの選び方と下準備

使用する段ボールは、引っ越し用や家電が入っていた頑丈なものを選ぶのがおすすめです。表面が湿っていたり破れがあるものは避け、清潔でしっかりしたものを使用します。使用前にホコリや汚れをふき取り、必要ならアイロンで軽く伸ばすと加工しやすくなります。

設計図の作成方法

まず、どのような形にしたいかをイメージしながら、紙に設計図を描きます。上から見た図(上面図)と、横から見た図(側面図)をそれぞれ用意し、寸法を書き入れておきましょう。足が乗るスペースは広めに確保し、重心が偏らないように設計することが重要です。

サイズの測定と調整ポイント

一般的なトイレ便器の高さに合わせて、踏み台の高さは15~25cm程度が目安です。お子さんの身長や足の長さに合わせて調整しましょう。横幅は便器の幅(30~35cm)よりも広めにとり、足を乗せてもグラグラしないように設計してください。

踏み台の高さ調整方法

高さの必要性とメリット

足が床につくと、排便時に自然な姿勢になりやすく、腹圧がかかりやすくなります。特に子どもや高齢者にとっては、安心感と快適さにつながります。トイレトレーニング中の子どもには、踏み台があることで自信をもってトイレに臨めるようになります。

調整方法の具体例

段ボール製であれば、高さの調整も比較的簡単です。

  • 複数の段ボール層を重ねて固定し、高さを調整する
  • ステップ状に3段階ほどの高さの台を作って使い分ける
  • 差し込み式で高さを変更できる構造にする(差込式脚を用意)

安定性を確保するための工夫

  • 内部に十字や井形の補強板を入れて、強度を上げる
  • 側面にも補強を入れることで横揺れを防止
  • 足が乗る天板と床に滑り止めシートを貼ることで転倒防止になる

いろいろなタイプのトイレ踏み台

牛乳パックを用いた踏み台

牛乳パックを洗って乾かし、いくつか束ねてテープで固定し、段ボールや布で包むことで踏み台が作れます。見た目もかわいく、リサイクルとしてもおすすめです。ただし、使用する本数が多いほど安定感が出るので、20〜30本ほど使うと理想的です。

木製踏み台の利点と手作り方法

木製の踏み台は耐久性に優れ、長期間の使用が可能です。ホームセンターで木材をカットしてもらい、ドライバーやボンドで組み立てることができます。表面はやすりで滑らかにし、塗装やコーティングをすれば見た目もきれいに仕上がります。

100均アイテムの活用法

100円ショップでは、すのこや収納ボックス、滑り止めマットなどの素材が手に入ります。これらを組み合わせることで、工具不要で手軽に踏み台を作ることが可能です。例えば、すのこ2枚と結束バンドを組み合わせて高さを出したり、収納ボックスの中に新聞紙を詰めて強度を増す方法もあります。

トイレトレーニングにおける利便性

子供向けトイレ踏み台の重要性

子どもにとってトイレはまだ不安の多い場所です。足が届かずに宙ぶらりんになってしまうと、不安になり排泄の妨げになることも。踏み台があれば安心感が増し、自主的なトイレ利用にもつながります。

トイトレ成功に向けたステップ

  • 子どもが自分で登りやすい高さに調整
  • 色を塗ったりキャラクターシールを貼って楽しいデザインに
  • 使用後は「できたね!」とたくさん褒めてあげる

完成品の確認と使用方法

安定感と強度のテスト

完成した踏み台は、実際に上に乗ってみて沈み込みやたわみがないか確認しましょう。特に中央部分がへこまないよう、しっかり補強しておくことが重要です。

滑り止めの工夫と安全性チェック

足を乗せる面と底面に滑り止めを貼ることで、安全性が大幅に向上します。市販の滑り止めテープや100均のマットを使うと便利です。特に子どもが使用する場合は、最初の数回は必ず付き添って安全性を確認しましょう。

収納方法と利用シーン

段ボール製の踏み台は軽くて持ち運びが楽なので、使用しないときはトイレ横や洗面所の棚下に立てかけておくと邪魔になりません。また、洗面台での手洗い補助や玄関での靴履き補助にも使えます。

まとめ

段ボールを使ったトイレ踏み台は、手軽に作れてコストもほとんどかかりません。適切な設計と補強を施せば、安全性も十分に確保できます。

高さ調整が柔軟にできるのも手作りならではの利点です。さらに、子どもが喜ぶようなデザインにすることで、トイレトレーニングのサポートにもなります。環境にもやさしく、使わなくなれば分解して処分も簡単。

ぜひ、家庭に合ったオリジナル踏み台を作ってみてください。

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